2009年07月31日

バイロンの法則@天鳳

私が麻雀について最も参考にしたサイトの「ひいいの麻雀研究」では
バイロンの法則というものが紹介されています。

バイロン(倍栄)の法則とは
打ち手が放銃を避けるため、栄和は自摸和の3倍ではなく2倍(1.9倍)になると言う法則です。

この法則は東風荘の約10万局のデータを集計して得られたものらしいですが
今回は、天鳳の超上級者でも法則が当てはまるのか調べてみました。
(放銃を避けるため、という理由には若干疑問を感じていますが、私には難しい命題なのでスルーです)

2009.08.18 集計数を書き忘れていたので追記
集計数:24,234試合/135,090局
条件:4人、東風、全ルール、一人も切断していない4人ともR2000以上の試合
全局数和了流局
1350900.8580.142

 全和了立直ダマ副露
自摸和448250.4780.3150.329
栄和719540.5220.6850.671
比率1.6051.0942.1752.041


バイロンの法則が崩れてしまいましたね。
天鳳の超上級者では栄は自摸の1.605倍起こる事が分かりました。
人数比である3倍の約半分です。

数学的に麻雀の確率を計算している人は
この法則を使って計算している事もあるんじゃないでしょうか?
天鳳の超上級者に適用するにはパラメータを変えて計算し直す必要がありそうですね。

立直では自摸と同程度しか栄できません。
和了率をあまり下げずに放銃を避ける技術が非常に高いといえます。

採用しているルール上こうなるのか、
天鳳プレイヤーの特性なのか、
麻雀戦略自体が進化してこうなったのか、
毎度の事ですが詳しい事は私には分かりません。
感想を待ちしています。



ちなみに私が対戦した600局程度を集計したところ
栄は自摸の2.2倍で、立直でも1.9倍もありました。
このデータも、できればR別で集計してみたいですね。

ところで、ダマって暗槓しててもダマって言いますか?
今回はそういう風に集計したんですが・・・
posted by idaten! at 12:58| Comment(2) | TrackBack(0) | 麻雀分析の結果
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