2010年03月17日

立直者に対する各種捨て牌の放銃率

久々の更新です。

以前にコメントで依頼されて調査している、その途中経過のデータで
立直者に対する捨て牌として、いくつかのカテゴリ(現物、無筋、筋牌など)を設けた時
順目別、カテゴリ別の放銃率です。

立直者に対する各種捨て牌の放銃率
元データ

2010.03.18 追記
字牌のデータが間違っていたので差し替えました


依頼者のnisiさんとしては、更に良形立直か愚形立直かで分類したいそうですが
その前段階として待ちを区別しない状態のデータを出してみました。

ちなみに、nisiさんは既にこのデータと同じものを自分で集計していて
更に実践的な調査に発展させているので、
何かの参考にするならこちらのブログがおすすめです。


では、次回はこれを待ち形別に集計してみたいと思います。


ところで、nisiさん
良形・愚形って、牌を捨てる人が聴牌していて
その人の待ち形の話ですか?
それとも立直者の待ち形ですか?

コメントお願いしまーす
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2010年01月29日

染め手の聴牌率?

コメントに要望があったので
相手が染め手らしい時、どのくらい聴牌できるのか?
について、調べ



たかったんだけど、手を抜いたので?ちょっと違う感じの物になりました。
正直、いったい自分が何を集計したのかよく分かってませんが
今回の集計をありのままを書いておきます。



まず、染め手を狙い率と聴牌率


調べた局数×4(4麻東風)=2040460

字牌+同種の牌を11枚揃えた割合=10.3%
11枚揃えた以降の染め手聴牌率=23.3%

字牌+同種の牌を12枚揃えた割合=5.4%
12枚揃えた以降の染め手聴牌率=44.3%

字牌+同種の牌を13枚揃えた割合=4.2%
13枚揃えた時点での聴牌率=9.7%
13枚揃えた以降の聴牌率=56.58%

13枚揃えが染め手狙い確定だとすると
ある一人は1局に4.2%は染め手を狙っていて
毎局、自分以外の誰かは 12%位 染め手を狙ってるらしいです。
4.2%で染め手を狙って56%が聴牌しているので
全体通して 2.4% は染め手を聴牌していた事になりますが
その時の平均順目は 6.1 です。


さて、次。河にある同種の牌の数と聴牌率


仮に13枚揃った時なら察知できるとしたら
と言う無理矢理な前提で、13枚揃った時に河にある同種の牌の数と聴牌率の関係です。
染め手の聴牌率

少し補足すると、数牌は6枚までが全体の8割を占めます。
字牌は平均8枚くらいでほぼ均等です。
あと、枚数が少ないほど揃えた平均順目が早いです。

まー13枚揃えた時点からの聴牌率は、河の状況にほぼ関係ないと言えるんでしょうか?
また、13枚揃えた順目とも関係ないです。
13枚揃えた順目別と染め手聴牌率

この集計では、染め手狙いらしい人がどのくらい危ないか?は、分からないってことですね。
まー、そもそも、いつ13枚揃えたかなんて分からないですし
同種2泣きからの染め手率とかの方が良かったかな…


2010.02.01 追記 同種の数敗を2副露した時の染め手率などなど
副露と聴牌率と染め手率

副露と順目と聴牌率
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2009年12月15日

配牌の向聴数

偏差値機能も作らず最近何をやっていたかと言えば、
向聴数についてちょっと調べてたりしました。

DBに入れてみたデータ
・配牌の向聴数
・配牌時に場に残っている、向聴数が減る牌の数
・向聴数を減らさず、向聴数がより減りやすい手に手変わりする牌の数
・3順目の向聴数

14万件全部しらべるのは結構時間かかりました。
全部やる必要はなかったんですが、限定するのもめんどくさいので…

で、このデータを使って今回は調べてたのは
↓こんなん↓

お題
・配牌の平均向聴数
・自分の配牌向聴数と和了率・収支などデータ
・4人分の配牌と自分の和了率・収支などデータ
・配牌の個人的平均向聴数の分布(おまけ)

続きを読む
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2009年10月27日

雑多なデータ

グラフをいくつか作ったので、とりあえず張っておきます。これで終わりかな。
立直時、待ち牌の残り枚数と和了率など 立直順目と和了率など
レート別、立直時の平均残り枚数と平均順目 局開始時の(得点、順位)と和了率などレートと立直和了率の相関(待ち形、順目別)

若干ですが順位や得点が高いほど和了率が高いです。

相関については、

単騎待ちはレートが上がるほど、和了率が高い、自摸率も高い、でも放銃率も高い
両面待ちはレートが上がるほど、和了率が低い、自摸率は高い、放銃率も高い
3面待ちはレートが上がるほど、自摸率が高い

と、言えるかと。後はよく分かりません。
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2009年10月26日

待ち形別の残り枚数と和了率

順目と残り枚数と和了率の関係を待ち形別にしてみました。
グラフに統一性がなくてすみません。
幺九牌のグラフを作った時のPCにはopen officeしか入ってなかったんで…

待ち形と残り枚数と和了率


1枚見え単騎待ちの和了率がいいのは
生牌より警戒されないからかと思いましたが
そもそも、幺九牌の率が高いんですね。

待ち牌の種類と和了率の関係はもっと別の集計で確かめたいんですが
このグラフだけでも強い影響があるように見えます。
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2009年10月25日

立直順目、残り枚数の組み合わせと和了率

google chartを使ってみました。
google chart自体はすごいんですが、もっと便利な作成ツールが出来ないとかえってめんどくさいです。
作成サイトはいくつか使いましたが物足りなかったので、手動でパラメータを書いて作りました。
ものすごい疲れた・・・




一個前の記事のデータをグラフ化しました。
横軸は、立直順目と残り枚数の組み合わせで
1巡目、残りが11枚〜1枚(見える範囲の待ち牌の)
2巡目、残りが11枚〜1枚



と、全部繋がっています。
頑張って4、9、14順目はにおおよその線を引きましたが
位置指定とか手動なのでこれが限界です(泣
どの辺が何枚なのかは、11枚と1枚以外は判別不能です。
何となくで見て下さい。

たぶん、
3巡目の嵌張立直と9巡目の3面張立直
が同じくらいの和了率って事かと。
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2009年10月24日

残り枚数と立直順目

偏差値は出るんですけどね、集計しようとするとなぜかうまくいきません。
とりあえず、残り枚数と立直順目でも集計したので張っておきます。

残り枚数と和了率 立直順目と和了率

グラフにしないとさっぱり意味不明ですね。
当たり前ですが、残りが多ければ多いほど、立直順目が早ければ早いほどほど、
和了率は高くなっています。
残り、4枚、8枚、11枚に近づくと相対的に和了率が高くなって
5枚、9枚、12枚でリセットされてる感じ?原因は不明です。

結果を画像で公開するのがかったるいので、google chartを勉強中です。
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2009年10月21日

立直時の待ち形と和了率など(平均レート別)

待ち形レート別(愚形)  待ち形レート別(良形)

立直者のレートと卓の平均レートと迷いましたが、卓の平均レートで集計しました。

次回は立直者のレートの卓内の偏差値で集計してみたいと思います。
4人の偏差値って意味ないですか?
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2009年10月20日

立直時の待ち形と和了率など

立直時の待ち形と和了率など

次回はこれをレート別にしてみたいと思います。

つづく...
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2009年08月01日

自分から見えるドラの数と他家の立直和了の平均打点の関係

前々回の集計で立直和了の場合の打点が有用だという意見を頂きました。
ありがたいですね、集計し直してみました。

今回も和了時点の見えているドラの枚数を数えましたが、
立直和了限定なので他家の副露している牌も数えました。
前回と見えている枚数の意味が違うので注意して下さい。
自分から見えるドラの数と他家の立直和了の平均打点のグラフ

ドラが1枚も見えていない立直には、満貫を覚悟しろって事ですかね。
相変わらずまともなコメントが出来なくて申し訳ないです。
今日から所用でしばらく自宅にいないため返信が出来ませんが、
感想を頂けると嬉しいです。

2009.08.10 追記
要望を頂いたので、親と子を分離集計したグラフに差し替えました。
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2009年07月31日

バイロンの法則@天鳳

私が麻雀について最も参考にしたサイトの「ひいいの麻雀研究」では
バイロンの法則というものが紹介されています。

バイロン(倍栄)の法則とは
打ち手が放銃を避けるため、栄和は自摸和の3倍ではなく2倍(1.9倍)になると言う法則です。

この法則は東風荘の約10万局のデータを集計して得られたものらしいですが
今回は、天鳳の超上級者でも法則が当てはまるのか調べてみました。
(放銃を避けるため、という理由には若干疑問を感じていますが、私には難しい命題なのでスルーです)

2009.08.18 集計数を書き忘れていたので追記
集計数:24,234試合/135,090局
条件:4人、東風、全ルール、一人も切断していない4人ともR2000以上の試合
全局数和了流局
1350900.8580.142

 全和了立直ダマ副露
自摸和448250.4780.3150.329
栄和719540.5220.6850.671
比率1.6051.0942.1752.041


バイロンの法則が崩れてしまいましたね。
天鳳の超上級者では栄は自摸の1.605倍起こる事が分かりました。
人数比である3倍の約半分です。

数学的に麻雀の確率を計算している人は
この法則を使って計算している事もあるんじゃないでしょうか?
天鳳の超上級者に適用するにはパラメータを変えて計算し直す必要がありそうですね。

立直では自摸と同程度しか栄できません。
和了率をあまり下げずに放銃を避ける技術が非常に高いといえます。

採用しているルール上こうなるのか、
天鳳プレイヤーの特性なのか、
麻雀戦略自体が進化してこうなったのか、
毎度の事ですが詳しい事は私には分かりません。
感想を待ちしています。



ちなみに私が対戦した600局程度を集計したところ
栄は自摸の2.2倍で、立直でも1.9倍もありました。
このデータも、できればR別で集計してみたいですね。

ところで、ダマって暗槓しててもダマって言いますか?
今回はそういう風に集計したんですが・・・
posted by idaten! at 12:58| Comment(2) | TrackBack(0) | 麻雀分析の結果

2009年07月30日

自分から見えるドラの数と他家の平均打点の関係

さて、ドラ関係の解析その2
「自分から見える(河と自分の手牌)ドラの数と他家の平均打点の関係」です。
他家が和了した時、自分から見えている初期ドラと赤ドラを数えました。

条件は前回と同じで局数は若干増えました。
自分から見えるドラの数と他家の平均打点のグラフ

順当にドラが見えていない時にほど高いですね。
ただ、折角解析しても有用な解説が出来ないのが致命的ですね。
感想をお待ちしています。
集計してから思いついたんですが、打点の分布も気になります。

参考までに、0枚しか見えていないのは全体の 約15%でした。
1枚と2枚は 約25%ずつです。
posted by idaten! at 12:25| Comment(2) | TrackBack(0) | 麻雀分析の結果

2009年07月28日

ドラの種類と打点の関係

コメントを頂いたドラに関する集計をちょっとやってみたいと思います。
今回はドラの種類と打点についての集計です。(赤、裏、槓ドラは含みません)

調べた局数:203,811局
条件:4人、東風、全ルール、一人も切断していない試合
(8割以上が鳳凰卓のデータです)
ドラの種類と平均打点のグラフ

ドラが使いやすい牌の時は、順当にドラが和了役に含まれている率があがって、
平均打点が1000点位違いますね。

R1600の私としてはドラが打点に大きく影響してるって言う事がわかりました。
当たり前ですが、ドラをなるべく大事にしたいと思います。
難しい事は私には分からないので良かったら感想をお寄せ下さい。
もっと牌譜が集まればレート別でも出してみたいと思います。


さて、次回は「自分から見える(河と自分の手牌)ドラの数と他家の平均打点の関係」
をやってみようと思います。

2009.08.10 追記
要望を頂いたので、親と子を分離集計したグラフに差し替えました。
posted by idaten! at 12:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 麻雀分析の結果

2009年07月24日

聴牌した順目と和了率の関係

解析作業の進み具合としては、まだ解析の準備中といった所ですが
ホントに解析してるよって事で
「有効牌が1種4牌で2〜8の牌の待ちを聴牌した順目と和了率の関係」
って、意味不明なデータを出してみました。
グラフのタイトルが違うのはご愛敬

聴牌した順目と和了率のグラフ
データの8割は鳳凰卓の牌譜です。
図には嵌とかいてありますが、辺張も片側が死んだ両面も含まれます。
R付きは立直した場合で、Rなしはダマ聴牌で役なしも含まれます。


嘘臭いデータですね。
なんとなく出してみたものの、コレって何かの参考になるんですか?
そのうち、まともな解析をしてみたいもんです。


まだデータ数が足りない気がします。
牌譜URLを収集してますので、良かったら御協力下さい。
牌譜を提供する(オンライン天鳳牌譜解析ツールを使っていただければOKです)
あと、解析ネタも受付中です。



ちなみに、牌と順目を全てまとめたデータはこんな感じです。
維持順数:3.741
和了率:0.330(内自摸率:0.129)
得点:1950
放銃率:0.128
被自摸率:0.132
失点:-1055
全ての聴牌 221128回の内、1種4牌の待ちは 25%ありました。
posted by idaten! at 18:28| Comment(3) | TrackBack(0) | 麻雀分析の結果